低脂肪・食物繊維豊富!色々ないんげん豆を楽しもう

いんげん豆の成分特徴

 

 

いんげん前は雑豆です。大豆とは異なり、糖質が多くて脂質が少なめ、というのがいんげん豆の成分的なポイントです。

 

 

雑豆は、大豆、落花生以外の、いんげん豆、小豆、空豆、えんどう豆などの豆類のことで、もともと雑豆は糖質を主体としており、たんぱく質は多く含まれていますが、脂質は殆ど含んでいません。つまり「低脂肪・高たんぱく」な健康食品ということです。

 

 

ちなみに大豆や落花生は、高たんぱく質は同様ですが、逆に糖質(炭水化物)が少なくて、脂質も雑豆より多く含まれています。

 

 

このように豆類と言っても、栄養・成分面ではいろいろ異なっているのです。豆類全体の特徴としていえるのは、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6等)、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛等のミネラル類を豊富に含んでいることです。

 

 

中でも、いんげん豆は糖質が多いという特徴を活かして、コメや麦の代用として味噌の開発をするなど、使い道も広がっているようです。

 

 

たんぱく質は、約20種類のるアミノ酸の組み合わせで構成されますが、9種類の「必須アミノ酸」は体内で必要量を合成できないので、食事から摂らなければなりません。食品の栄養価(たんぱく質)は、含まれている必須アミノ酸の種類と量のバランスで決まるのはそのためです。

 

 

9種類必須アミノ酸は、どれか一つでも基準値に達していない場合は効率よく働きません。白米にもタンパク質は含まれていますが、ごはんと合わせていんげん豆などを食べればアミノ酸バランスも理想的になります。